パンツが付録の雑誌っていつ頃からあったんだろう?

アキバBlogさんのところで取り上げられていましたが、匂…もとい、香り付きパンツが付録になっているエロゲ雑誌が発売されました。

PC Angel neo (ピーシー エンジェル ネオ) 2011年 06月号 [雑誌]

PC Angel neo (ピーシー エンジェル ネオ) 2011年 06月号 [雑誌]

今回はPC Angel neoクロシェットの最新作である「カミカゼ☆エクスプローラ―!」のコラボレーションのようですが、PC Angel neoには2010年11月号にて「Chu×Chuアイドる2 -melodies×memories-」の縞パンを付録にした前科があり、

クロシェットコミケ76にて販売した「スズノネセブン!2009夏セット」に縞パンを封入していたという経緯があります。

なのでこの両者が組み合わさった時点でこのようなコラボが発生するのは必然だったのかもしれません(笑)。そして少し時間を遡ると、メガストアが2009年09月号にて「パンツ型メガネ拭き」を付録にしていたりもします。

MEGA STORE (メガストア) 2009年 09月号 [雑誌]

MEGA STORE (メガストア) 2009年 09月号 [雑誌]

ではもっと遡って「最初にパンツを付録として販売した雑誌は?」となると、どうやら2008年に発売された「ザ・ベストマガジンSpecialベストセラーズ)」というアダルト誌(三次元)になるのだそうです(ソースは「2010 出版指標 年報」)。

そしてパンツを付録にした号は実売率が急上昇し、その状況を見た他の雑誌もすぐに同じ手法を取り入れていったとの事。また、売れ行きが伸びると見込んだアダルト出版社は普通のパンツのみならず、匂いが付いたパンツ(どうやら前例があった模様)やパンスト、ブラジャーなど各種下着、ブルマなどをこぞって付け始めたのですが、好事魔多し。主販売経路であるコンビニエンスストアで問題となり、自主規制の動きが広がった結果、下着が付属する定期誌は2010年8月以降ほとんど消滅してしまいました。そうすると今度は「下着がダメならば」と、パンツ型クリーナー、コスチュームセット、「ぶっかけ定規」こと液体入り定規、シリコン製クチビル型など奇抜なおまけが付いた雑誌が続出するようになったそうです。これは規制が入ったことでより奇矯な方向へと進化が促進されたということなのかもしれませんね(笑)。

で、エロゲ雑誌の主販売経路がよく分からないのでなんとも言えないのですが、一般書店では18禁エロゲ雑誌が一般向けゲーム・アニメ雑誌に混ざって配置されているような状況から考えると、なんとなくアダルト雑誌と似たような経緯を辿ってしまうような気がしています。なのであくまでもこれは一過性の付録なのかな?と。