「スケブ」に関するえとせとら
先日は「役にたたないオーガスト対策 コミックマーケット80 Edition on the Ustream Presented by August Dojin Data Base」にお付き合い頂き誠にありがとうございました。今回の放送では、即売会におけるサークルとファンとの交流の1つである「スケブ」についてサークルの皆さんにお伺いしました。で、今日の記事はそのアンケート結果をざっくりとまとめたものです。
「スケブ」を引き受ける理由
- 頼まれると断れない体質なので。
- 描いてって言われたらうれしいし。
- スケブを依頼してきた勇気を称えて!
- 特に断る理由が無い限りはお引き受けしてます。
- 基本へたくそなんで、頼む人も超絶に少ないため。
- 自分の描いた絵でよろこんでもらえるとうれしいので。
- 自分なんぞのつたない絵を欲しいと言ってくれる人がいるなら。
- せっかく興味を持って来て下さったのでせめてものお返しです。
- しいていえばイベントっぽいからでしょうか。あまり深く考えていません。
- 特に理由はないですよ、しいて言えばイベントの記念になればいいかなと。
- やっぱり描きたいとゆう欲求がある事とそれでスケブを頼んだ人の反応が見たいという気持ちがあるから。
- 無下に断るのもアレですし…。それに自分の絵を気に入ってくれてお願いしてくるのなら嬉しいじゃないですか。
- 絵が欲しいと思って頼まれるのは嬉しいし、断る理由がない(コミケは描く時間がとれないのでお断りしてます)。
- やっぱりうれしいから。作った本を読んでくれて、なおかつ絵を描いてくださいと言われれば、そこまで気に入ってくれたんだなと。それに対してのお礼みたいな気持ちで描きます。
- お願いされるということは自身の絵を気に入ってくれて、かつ自分の手元におきたいと思ってくれてるわけで。「アフターケア」と言うと意味合いが変わりますが、まあファンサービス(?)の一環ということで。
- 引き受けたくない理由が特にないことがひとつ。もうひとつには、僕が絵描きじゃないのは周知の事実ですし、当然スケブ預かったからって絵なんか描かないワケですから、スケブは特に大変な作業でもない、ということです。
- スケブを描いて欲しい、という言葉が応援してくれているというメッセージだと感じるから。それとは別に、スケブをたくさん受けるサークル=人気のあるサークルという思いが強くスケブを受けることは自分のサークルの人気を計るバロメーターであると考えていた時期がありました。…そこを逆利用されて嫌な思いをしたこともあり、以降「スケブ描きます」系メッセージは出さなくなりました。
「スケブ」を引き受ける時の条件
- 特にないですね。
- 出来るだけ過去に描いたことがあるキャラがいいですね。
- 描いたことがあるキャラでないと流石に描ける自信ないです。
- 基本的に参加してる即売会のジャンルのキャラで引き受けます。
- こちらからは特になしだけどコミティアはオリジナル限定にしますた。
- だいたい午前中のみ引き受けます。で、終了時間に取りに来て貰う形で。
- 1イベントにつき、先着2名でやってます。受け取りに来る時間守ってもらえると助かります。
- とくに今まで条件とかはつけたことないです。ただ、コピー紙一枚突きつけられて「描いてくれ」は断ると思いますが。
- 接客でテンパってないこと。あとはキャラ指定が厳しくないこと(全部が全部描けるわけではないので…)。あとはコピック等のカラーは不可。アナログ鉛筆書きのみ。
- そのときの体調次第で受けます。徹夜で本描いて作って腕がぷるぷるしてる時は受けません。でもよっぽどのonlyのときはそれでも受けます(但しクオリティ落ちます)。
- 描くのが遅いので、一度に2冊は無理です。引き受けた物が終わったらまた引き受けます。細かい指定なんかもできません。オーガストでしたら、キャラ指定くらいならなんとか…。
- 条件は特に決めていないのですが、私が描いたことのないキャラを指定したり、描くのに時間のかかるような細かなシチュエーションの指定等がなければ、だいたいお引き受けしています。
- サークルの作品を何か買ってくれた方、ですね。ただ、「スケブ描くために何か買えってのか」という無言の圧力も気になるので。作品を買わないゆえにスケブを断った際(特にスケブOK?と聞いて断った後に買ってくれた人)は正直心苦しかったですが。
- コミケ以外のイベント。後日郵送などはNG。イベント閉会30分前は描き終わるまでその場に居てもらいます。その場合、目の前で話をしながら描くのですが、珍しいらしく喜んでもらえる様です。ちなみに描いてるのを見られるのは当然恥ずかしいですよっ!!(><)。
- 受け取った時点で、その場で書いて返せるだけの余裕が、少なくともこちら側にはある、ということが条件にはなるかと思います。つまり、売り子作業の都合や、設営・撤収中といったタイミングの兼ね合いで、そんなことやってられない時に持ってこられたら断る場合があります。
- 普段私の描く鉛筆描きはホントいい加減なラフで、基本的にその後主線取りをしないといけないんですが、そんな落書き風になってしまっても構わないか確認してからにしてます。なるべくきれいな線になるように努力はしますが…(^^;。あと時間もかかりますけどいいですかと言ってます。
- 頼む方が偏ったり(毎回同じ方がお願いしますと言ってきたり…)、無茶振りだったり(資料持参でこちらの活動ジャンル以外のものを頼んできたり…)。当日渡しで行っているのですが、回収に来られなかったりなんかもあるので、そのためコミケなどの大型イベントでは受け付け不可、オンリーなどのイベントでは受け付ける、というようにしています。
- 毎回午前中は忙しいので、午後から受け付けます。ごめんなさい。また、個人サークルの為、売り子しながら描く事になるので、描くのが非常に遅くなります。たまってそうなら空気を読んでいただけるとありがたいです。あとわ、苦手キャラ(特に男)や特に「私に全く関係ないジャンル」はご遠慮下せぇ。自分で見ても残念なできになってしまって、申し訳なさ爆発です。
「スケブ」を引き受けられない理由
- アナログで絵が描けないので。
- イラスト担当の体力落ちてまして、イベントには顔を出せてないのが現状です。
- 出来れば描きたいんですが、描いてほしいという方全員に描いて差し上げることは出来ないのは申し訳ないのと、突発的に行列が出来たりして周りに迷惑をかけることがあるので。
- スケブがらみで何度かトラブルがあったため、それ以来極力引き受けないようにしました。それ以外でも新刊を出したイベントだと売り子をしていて忙しいとか、客足が落ち着いてきたら挨拶回りに時間を使いたい等の問題もありましたので。
「スケブ」をお願いされた時のエピソード
- 初めての時は依頼してくれた人に「気は確かですか」と聞いてしまった思い出が。
- B5の切り離せるノート(ルーズリーフ?)のペら紙。下敷き無いと描くのが大変…描いたけど。
- オーガスト以外のジャンルで参加した即売会にていつも違うジャンルのキャラを頼む人がいました。
- 開場一番に来ていただいたのですが、腱鞘炎でペンが持てずお断りしてしまったことがあります。たいへん申し訳なかったです(´・ω・`)。
- 自分の作った本を見て欲しいと思ってイベントに来ているので、本を見ずにスケブだけ描いてくれと言われるとちょっと切なくなります。そういった方に対してはスケブをお断りする事が多いです。
- 知り合いのサークルへ挨拶周りに行ったら、なぜか私指定でスケブが入ってて、描かざるを得ない状況が……。ゲスト原稿を描かせていただいておりましたが、私が来なかったらどうするんですかね。
- 間違ったページに描いてしまったことがあります。一枚あけてしまうとか、裏側に描いてしまうとか。あと、閉会後まで取りに来られない方がいて困ったことも有ります。確かその時は住所が書いてあったので郵送したんじゃないかと思います。
- そんなに変わった事は無いですね…。困ったちゃんは最後まで取りに来なくて後日郵送で返しました。他は、こちらからスケブお願いした人からスケブ依頼されたくらいかな?「あれ?あなたは先ほどの!?」。
- 2003年のスターオーシャンオンリーにサークル参加し、スケブを描いてと頼まれたが、リクエストが「ながされて藍蘭島」のすずだったこと(当時藍蘭島メインで活躍していたサークルはうちぐらい)。場違いだったけどこれは素直に嬉しかった。
- 割と早いうちからスケブはお断りするようにしていたので、変わったエピソードと言うほどの事は無かったりします。断るようになったきっかけと言うのもよくある話で、いつまで経っても取りに来なかった、描いたもののアレコレ難癖つけられた。とかそんな感じです。
- 大体、SS書きの僕に「スケブ書いてください」って言う人が実在した、という事実そのものが割と変わってると思います。あの時は確か、道具箱に入ってた筆ペンで「山田」って書いて渡したんだったと思いますが、一体あれが何だったのかは未だに僕にもわかりません。
- 割と有名な人なんだけどリューナイトの単行本持ってきて、パッフィーを描いてくれと言われた。ポーズとかやたら細かい指定を入れてくる人。なんかすじに思い入れがあるらしい(ぇ。やっぱり困るのは描いたこと無い物や描き慣れてない物を、資料ごと押しつけられる事。
- 特に赤ブー系、お出かけライブ系イベントにサークル参加した際に多かったですが、突然スケブを突きつけてきて描いてくれと複数のイベントにわたって頼まれたことです(もちろん作品は買って行きません)。当時はスケブを請ける=人気あるサークルと思いこんでいたこと、サークルカットにもスケブ大歓迎!と書いていたため、断ることができませんでした。
- 同人を始めてすぐは先達の影響もあってノンジャンル(何でもあり)な活動をしてたんですが。その時に頼まれたスケブで何年も前のゲーム雑誌を一緒に持ってきて「このキャラを描いてくれ」と頼まれたことが。結局描いたんですけど、「いや、自分そのキャラ知らないんですけど」な感じで。あとは、イベントに参加するたびにスケブ頼んでくる方がいて、気付けばスケブ一冊が自分と他何人で丸々埋まってたりなんてことも。
- 私のところでは特にないです。でも知り合いの話ですが、一度も描いたことの無い知らないキャラで描いてくれと頼まれ、「知らないから無理です」と答えたら携帯の画面を開いて「このキャラです!」としつこく迫ってきたそうです。なので「では資料にするからその携帯ごと置いていってくれるのなら」と言うと、少し悩んだあげく「そんなの無理に決まってるだろ!」と怒って帰られたそうです。知り合いは「だから言ったんだけどね」と笑ってましたが。あとは、「別のサークルに頼もうと思ってたけど断られた。仕方が無いからこっちに来た。だから描いて」なんていう人もいたそうです。
その他
- 人のスケブを眺めるのはけっこう楽しいです。
- 自分がスケブをお願いした時ですが、違う人にスケブを持って行かれてしまったことがあります。本人確認は双方しっかりしないといけませんね。
- 活動ジャンルの関係で、スケブをお願いされたことはさすがにないです(笑)。音楽サークルにおいて「スケブ」に相当するものってなんだろう? とか考えてみたんですけど…。即興弾き語りとか(笑)?即売会ではまずムリですが。
チャットにて
- 裏表紙にイラスト&サインってのはあるなぁ…。
- A3スケブ。描いても描いても絵が埋まらない…。
- 長辺3cmくらいの極小スケブを渡されたことなら…。
- 1枚に3キャラ描いてくれと無茶振り言われた事もある…。
- 友人がスケブ描いたらカラーコピーで売られてたというのもありますよ。
- ああ、そういえばデフォルメ頭身で全身描いてくれとは頼まれたことはありますね。
- スケブを何十冊も持っていて、スケブをナンバリングしてあって、あちこちにスケブだけ頼んで回る人。
- 本なんかどうでもよくて、ひたすらスケブを集めることだけ目的の人も稀にいるようです。つーか、実際いました。