ゲームは中身にお金をかけるより広告にお金をかけた方が売れる。じゃあ、エロゲの場合は?
ちょっと前にこんな記事がありました。
- ゲームは中身にお金をかけるより広告にお金をかけた方が売れる (引用元)
- Is Good Marketing Better Than A Good Game? (原文)
- 「何かを犠牲にするなばら、まずクオリティを犠牲にすべきだ」 (原文の解説)
アメリカの調査会社が調べた結果なのですが、この記事を読んだ時に最初に思い浮かべたのがこれ。
「エロゲ脳乙」というどうしようもない思考回路ですが、何となく「なるほど」と思った。
ゲームタイトル | 平均点 |
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夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- | 76 |
夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue- | 78 |
FORTUNE ARTERIAL | 77 |
夜明け前より瑠璃色な | 77 |
オーガストファンBOX | 71 |
月は東に日は西に〜Operation Sanctuary〜 | 73 |
Princess Holiday 〜転がるりんご亭千夜一夜〜 | 72 |
バイナリィ・ポット | 69 |
実際オーガスト作品の評価は際立って高い訳ではないのに、
ゲームタイトル | 売上ポイント |
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夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle- | 34,937 |
真剣(マジ)で私に恋しなさい!! | 22,232 |
祝福のカンパネラ | 21,280 |
ゲームタイトル | 売上ポイント |
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ToHeart2 AnotherDays | 48,939 |
FORTUNE ARTERIAL | 47,904 |
真・恋姫†無双 | 37,194 |
ゲームタイトル | 売上ポイント |
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Fate/hollow ataraxia | 154,015 |
ToHeart2 XRATED | 110,393 |
夜明け前より瑠璃色な | 68,599 |
ほどよく売れているので。「『作品の出来』の尺度としてエロ助を使うってのはどうよ?」とか、「広告にかかった費用に対して実際どれ位のリターンがあったのか?」など、「考え始める基準としてのその値を使うのが正しいの?」という疑念や、「コスト(広告費)とリターン(売上)に関する具体的な値の欠如」があるので、「そういう側面もあるかもね」というスタンスでしかありませんが。
状況証拠だけから言えば「広告の効果があまり無いのだとしたら、こう何回も広告を打つだろうか?」と。だから「広告の効果は0ではないが、どの位影響するのかは不明」程度までは憶測してもまぁ、いいのかな。ただ、秋葉原駅のフロア広告(いわゆる「踏絵」広告)を1ヶ月実施したとしても、広告料金は最大で「60万円」程度なので、それ程広告にコストがかかるという訳でもなさそうです。
- ORICOM CO.,LTD. 交通広告 JR東日本.pdf (参考リンク)