横長パッケージのエロゲまとめ（閑話休題）

まとめるのに疲れたという訳ではなく、来週末までBlogが書けないのでちょっと小休止的なネタを。

横長パッケージのエロゲはショップの棚に並べにくい

エンドーさんが横向きエロゲパッケージの調査を続けられている件について。
横向きは〜狭い棚だと縦に並べて置かざるを得ないのよね。
そうなると絵が90度傾くので……(メーカーや絵師の方々には申し訳ないんですけど)。
出来れば縦向きの方が好ましいかなぁ(私見)。

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現状、エロゲのパッケージの9割以上が縦長なので、棚がそれに合うように設置されている為どうしても90度傾けた状態で陳列するようになってしまうとのこと。たしかに1割にも満たないエロゲの為にそれ専用のスペースを設けるというのは不合理な話です。平台へ積み置く場合も「どうやってこのパズルを組み立てればいいんだ、これ？」というような感じで苦労したりするんでしょうか？そしてこの問題に対する解決策になるかもしれないのがこのパッケージ。

文字の配置から考えれば本来は横長パッケージなのですが、縦に置いてもそれほど違和感がないと思います。そしてその要因は「キャラクターを斜めに配置している」からではないでしょうか。パッケージを縦に置いても横に置いてもキャラクターが傾いて見えるので、縦横どちらでも構図にほとんど変化がない。従ってどちらの向きでも置けるリバーシブル（？）なパッケージになっているという訳です。

ただ、この構図には欠点があって、絵画論のセオリーである「画面の真ん中と対角線上にはものを置かない」におもいっきりひっかかっています。なぜ画面の真ん中と対角線上にものを置いてはいけないのかというと、画面のど真ん中は視線が集まりやすいので必要以上に注目されやすい場所であり、ここにものを置くと不必要な強調や緊張を生むことになるからです。結果、視線が中央にだけ集中し、そこ以外のところには行かなくなってしまい、絵の他の部分が死んでしまうとの事。

同じようにフレームの端と端がぶつかっている角も視線が集まりやすいところなので、ものをここに置くとやはり不必要な強調や緊張を生み出してしまうようです。なのでこのパッケージの場合、対角線上に配置されている「天女目瑛」にだけ視線が集中してしまい、「あれ、パッケージに他のヒロインは誰がいたっけ？」という印象になってしまう可能性があります。