エロゲの一般的な定価は9,240円(税込)じゃなくなるかも

DependSpaceさんの発売情報リストを使わせて頂き、エロゲの定価についてちょっと調べてみました。

調査方法

エロゲ価格は全て「税込」で、「通常版」「パッケージリニューアル版」「BOXセット」など再版にあたるタイトルは可能な限り除外し、新作のみのタイトル数とその定価をまとめてみました。「オープン価格」のエロゲや「一般PCゲーム(非エロゲ)」も除外しています。そして、DependSpaceさんのデータは2004年3月分までは「税抜」で表記されているので、2004年3月分までの価格には消費税分5%を加えてカウントしています。

価格帯別タイトル数グラフ(パッケージ版)

ここでは4,500円未満のエロゲをロープライス、4,500円以上9,000円未満のエロゲがミドルプライス、そして9,000円以上のエロゲをフルプライスとカテゴライズしています。この区分ですとアリスソフトのタイトルがミドルプライスになってしまうのですが、そこについてはちょっとばかし目をつむって下さい(笑)。で、下がその結果。

ロープライスエロゲのタイトル数がフルプライスエロゲのタイトル数に今年あたり追いついて、追い越しそうな勢いです。まぁ、これはあくまでもタイトル数の話なので、出荷本数の総量などで考えると、まだまだ主流はフルプライス価格帯のエロゲなのでしょう。エロゲの場合、出荷本数が一般人には全く分からないので断言はできませんが。ただ、なぜ低価格エロゲのタイトル数が増えているのか?についてその理由を色々と想定してみると、今後フルプライスエロゲは厳しくなっていく一方のような気がしています。じゃあどうすればいいんだよ?という問いには答えられませんけど。