エロゲがTVアニメ化されると、それを見た人が原作エロゲを買うようになるのか?

「作品による」という感じでしょうか。

関連リンク先では「Amazon.com」におけるエロゲの売上ランキングをメインに考察されているのですが、古いAmazonのランキングデータを入手する方法が分からなかったので、参考として引用されている「Getchu.com」のランキングの方を使って調べみました。調べ方は至って単純「TVアニメが放送開始した後でランクインしたエロゲを抽出」しただけです。また、TVアニメ化されたエロゲについては「エロゲ&ギャルゲ系原作TV・劇場アニメリスト(MOON PHASE 雑記)」を参照しています。

2006年

2007年

2009年

結論

TVアニメ化された後で売上ランキングにランクインしたエロゲはそれなりに存在するのですが、「プリンセスラバー!」のランキングが飛び抜けて高い事が分かります。今までもエロゲがTVアニメ化されると原作にある程度フィードバックされてはいたのですが、これまでのその傾向とは少し違いがありそうです。もっとも単に、

  • ランキングは相対指標なのでその月に発売された他のエロゲが振るわなかった
  • プリンセスラバー!」は新ブランドの処女作だったので、発売当初は様子見で買わなかったエロゲーマーがTVアニメ化された事をきっかけに買った

だけなのかもしれませんが。

補足

タユタマ -Kiss on my Deity-」の「2009年・5月セールスランキング 14位」はアニメ補正というよりこの月に発売されたファンディスク「タユタマ -It's happydays-」補正の方が強かったのではないかと思います。